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Ryuma
ナチュラルライフと旅とヨガが好き。雰囲気のいい里山で自然農しながら、ヨガのリトリートセンターをつくるのが夢。
得意とするヨガのスタイルは、パワーヨガ、ヴィンヤサ系のヨガです。(綿本ヨーガスクール200時間ティーチャーズトレーニング修了)
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ヨガ的な食事

食生活は、人生の中で最も大切なものの中のひとつです。ふだん何をどのように食べているかということは、自分の人生に大きな影響を与えています。体の細胞のほとんどは、取り込んだ食べものからつくられます。したがって、体の中に取り入れる毒を減らして、よいものをたくさん取り込む必要があります。よいものとは、エネルギーレベルの高い食べもの、つまり新鮮で、ナチュラルで、栄養価が高い食べものです。逆に、体に悪影響をおよぼす食事はできるだけ避けましょう。体に悪影響をおよぼす食事は少量であれば、問題ありませんが、毒が蓄積されて、人間に本来備わっている自然治癒力の許容量を超えると癌などの病気を引き起こします。大切なことは、わたしたちが元々持っている免疫力、自然治癒力を高めて、食べものから吸収した毒をできるだけ排泄(デトックス)し、ため込まないことです。血液とリンパ液をきれいにしておくことも重要です。


<推奨される食べもの>

  • 全粒穀物、玄米、雑穀
    排泄力を高める。栄養価が高い。
  • 発酵食品
    腸内の善玉菌を増やし、免疫力が高まります。自然のつくり方で長時間醗酵させたもの。味噌、しょう油、梅干し、漬け物、麹、甘酒など。
  • 無農薬、オーガニックの野菜、果物、豆類、種、ナッツ類
  • いい水
  • いい油
    伝統的な製法でつくられたもの、オーガニックで、遺伝子組み換えでない原料からつくられたもの。基本は、オリーブオイル、ごま油、菜種油。その他にオメガ3が摂取できるフラックスシードオイル(亜麻仁油)、えごま油など。
  • マクロビオティックなど陰陽のバランスが取れた食事
  • 薪や炭やガスで調理されたもの
  • 新鮮なもの、地元で取れたもの

<できるだけ避けたい食べもの・食べものに含まれる有害物質>

  • 遺伝子組み換え食品
    安全に対する長期的な実験や検証が行われていません。ヨーロッパの研究機関によるとラットに遺伝子組み換え食品を2年与え続けると、半分以上に腫瘍ができたとの報告もあるそうです。
  • 化学薬品(ケミカル)
    農薬、添加物、保存料、ポストハーベストなど。
  • 放射性物質
    核種によってさまざまな臓器に蓄積され、DNAを破壊する。食品の種類によって、放射性物質を吸収しやすいものがあるので注意する。
  • 重金属
  • 精白されたもの
    白砂糖、精白した小麦粉、白米など。
  • 大量生産された肉類
    劣悪な環境で飼育されたもの(精神衛生上家畜の健康を害してしまいます)。成長促進剤などのケミカルや遺伝子組み換えの餌が与えられたもの(遺伝子組み換え食物の多くは家畜の餌に与えられているそうです)。
  • IH調理器や電子レンジなどで調理されたもの
    電磁波が食べものの栄養素を壊してしまいます。また、人体にも影響を及ぼすリスクがあるため、調理する際になるべく電磁波を浴びないよう注意しましょう。
  • 悪い油
    トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニングなど)、酸化した油、安価な油、油を使ったスナック菓子や加工食品、安価なファーストフードの揚げ物など。

ヨガではベジタリアンが推奨されています。理由は、ヨガの八支則の「ヤーマ(禁戒)」の中にある、「アヒムサー(非暴力・不殺生)」という教えから。1年間に人間の食用に殺される動物の数は、数百億頭とも言われています。私たちと同様の命あるものを、当たり前のように殺すことはヨガの精神に反する面があります。

その他にも、その食肉用の家畜を育てるために、餌として与える大量の穀類、水、設備を維持したり運搬したりするためにたくさんの石油を使うため、飢餓とエネルギー不足の問題を引き起こしているという観点から。世界中の人が全員ベジタリアンになったと仮定すると、数千万人もの飢餓を減らせるそうです。また、家畜動物から排出される二酸化炭素や排泄物が、環境破壊を引き起こしていて、家畜農業で発生する二酸化炭素の全体量は、実は自動車が出す全体よりも多いそうです。

とはいえ制約ばかりで、神経質になりすぎるのもよくありません。ストイックになりすぎず、バランスの偏りすぎない食事をすることです。基本的には、健康面や食品汚染などの食に関する最低限の知識を習得し、何がよくて何がいけないのかを知った上で、食べたいときに食べたいものを美味しく食べるということです。食べるときは、できるだけ自分で料理をつくり、好きな人と一緒に、楽しく、豊かに食べましょう。そして、何よりも大切なのは、感謝をしながら味わって食べることです。植物、動物そのものに対して、太陽、水、大地、自然の恵みに対して、食物連鎖の頂点に立たせてもらっているということに対して、農家の人、それを加工してくれた人、運んでくれた人、売ってくれた人、料理をつくってくれた人に対して「ありがとう」の気持ちを食べる前に心の中で唱えてから、食事をするとよいのではないでしょうか。

断食は、浄化の手段として昔から行われてきました。断食は、体の中に蓄積された毒素を排出しデトックスできるということと、自己鍛錬の手段としてたいへん有効です。1日断食するだけでも、生命力が高まり、体の中が浄化されます。また、断食をすることで消化器官、胃、肝臓、膵臓、胆嚢を休ませることができます。さらに、断食は意志力と忍耐力を高めます。断食中は、できるだけエネルギーを使わず、電化製品に触れず、瞑想などを行い、心を静めましょう。ヨガではMoon Day(新月と満月)に行うことが推奨されます。断食中は、水分は大量に取りましょう。断食は、専門家のやり方に従って行うようにしてください。長期間行う場合は、専門家の指導のもとで行いましょう。(詳細は「1日断食(ファスティング) ~体と心の浄化法~」を参照。)

その他に・・・

  • よく噛んでゆっくり食べる。
    消化液が出て、有害物質を緩和してくれます。
  • 食べ過ぎない。
    過食は臓器のエネルギーを無駄に使います。また、現代社会では有害物質の含まれていない食品は少ないので、たくさん食べるということは、単純に毒素の吸収量が増えることになります。
  • 前の食事が完全に消化された後に、次の食事をする。
    エネルギー吸収の効率がよくなります。
  • 毎日決まった時間に規則正しく食事をする。
  • 就寝前に食べない。
    睡眠中に臓器が働き続けることになり、体が休まりません。遅くとも就寝時間の3時間前くらいまでに食事を済ませましょう。
  • 午前中は、白湯やスムージーだけにして排出にエネルギーを使う。
    デトックス力が高まります。